どうしようもないことと どうしてもできないことは かなりちがう

放送大学に3年次編入→2019年に卒業。その後は再入学しマイペースに勉強しています

【雑感】2021年度1学期に履修した科目

動物の科学 ('15)
 昔コレ習ったな、聞いたことあるな! という内容が沢山出て来る。中学~高校時代の理科や生物の授業を思い出しつつ、更に踏み込んだ内容へ。でも、人間や身近な動物のお話も多いので親しみやすい科目だった。個人的には2019年に履修した科目で「DNAの話題が出てくるとくじける」と書いていたのだけど、今回は「(完全に理解できていなかったとしても)あのとき聞いたDNAの話題がここでも出て来た!」ということがあったので、以前に履修した科目が別の科目で役立つという経験ができて嬉しかった。終盤で感染症の話題が登場し、次に印刷教材が改定されるときは新型コロナウイルスについても加筆されるのだろうか、と思いながら履修を終えた。
 文系の私でもそれなりについて行けたし、引き続き次学期にほかの動物・生物関連の科目を履修しようかなと考えるようになったくらいに、興味深く面白い科目だった。。
 放送授業の背景(合成?)が、草原と動物たちのほのぼのしたイラストでちょっとなごむ。

今学期の学割

 ipad airを学割で買いました!
 先日書いたとおり手術をする予定があるので、入院に備えてタブレットが欲しいと思ったのがきっかけです(結局まだ入院していませんが)。
 使ってみて便利だなと思ったのは、なんといっても電子書籍。大きな画面でキレイに気軽に読めます。
 あと、想定していなかった使い道として、放送大学の放送授業の視聴! これまではノートPCを使っていましたが、タブレットなら机の上でキーボードぶんの場所の余裕ができて、印刷教材も広げやすくなりました。ワイヤレスイヤホンも買い足して(こちらは学割ではありませんが)、授業の視聴が快適になりました。

 ほぼ自宅と職場と買い物程度の毎日なため、飲食店や博物館等で学割を使う機会は残念ながら無かったです。

2021年度1学期の成績と近況

 こんばんは!
 すっかり、成績発表→次学期スタートまでの期間にブログを更新するのが恒例になってきました。ただいま。

 春からフルタイム勤務になったため、今学期は放送授業1科目のみの履修としました。実際に慌ただしかったうえ、精神的体力的にキツかったこともあり、1科目だけにしておいてよかったです。

 

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 残りが4単位と表示されると「あれ、なんか卒業が見えて来た……?」という気がしてなんだかそわそわしてきました。
2019年3月に卒業(人間と文化コース)したあとは、再入学したといっても科目数が少なかったり休学を挟んだりとゆるやかなペースだったため、卒業を意識したことがほとんど無かったので。

 

 近況としては、仕事ばかりしています。あと、以前からちょっと悪い部分があったのですが、いよいよ手術したほうがいいだろうということになり、今年の前半は手術に備えて投薬を続けていました。この薬の副作用がつらかった。
 当初の予定では、単位認定試験の後くらいに入院して、今頃は手術を終えている筈だったのですが、病院が混みあっている都合などもあり、まだ手術の予定自体が決まっていません。
 仕事のストレス(たぶん)と投薬の影響で、半年の間にぐんぐん痩せました。持っていた服のサイズがことごとく合わなくなりBMIは17に。大人になってからいまが一番痩せています。私自身は手術には前向きというか、良くないところを治すために手術するんだと思っているので、怖いとか嫌だとかよりも早く手術日が決まってスッキリしたいです。

【雑感】2020年度2学期に履修した科目

初歩からの宇宙の科学 ('17)
自然と環境コース 導入科目 択一式 持込可
 序盤の、昔の天文学に関する部分で(人間と文化コースを卒業している私にとって)親しみがある哲学者がたくさん登場してびっくり。確かに哲学って生命や世界の始まりについて考えることでもあるので、宇宙や地球の始まりにも関わってくる。このおかげで自然に興味が持てて、苦手意識なく取り組み始めることができた。
 難しい数式が登場すると正直お手上げだったのだが、全体的には面白かったしどうにかついていけた。理由としては、きき手の黒田有彩さんの「宇宙メモ」コーナーが親しみやすかったこと、印刷教材を読んでイマイチ分からなくても、放送授業で映像を見ると納得できることが多かったこと、吉岡先生は「詳しく説明するのは難しいので結果だけ申し上げますが」というスタンスのことも多く、あっそれでいいのね!と思えたこと、そして(すごく個人的なのだけど)以前から趣味で聞いていたラジオ「子ども科学電話相談」のおかげ。子供向けのラジオでこの事言ってた!という内容が何度も授業に登場したので、大人向けの授業でも諦めずにやろうという気持ちになれた。
 文系の私にしては15章通して結構しっかり終えられたよ!という充実感・良い思い出が残った科目。楽しかったです!


音を追究する ('16)
総合科目 択一式 持込不可
 人間と文化コースに在籍していた時から気になっていた科目だが、当時は他の科目との兼ね合いや試験の曜日の都合で履修するチャンスが無かった。また、自分は音楽が得意という自負があるのだけど、この科目は物理的な内容も多く含むので履修を迷っていたという事情もあった。…だったら自然と環境コースに再入学したいまこそやるべき!ということで履修。
 物理的な分野や数式が出てくるとちょっとつまづいたものの、いわゆる音楽の分野(楽器や楽譜、ホール音響や楽典に関する内容)は大丈夫、バッチリです!終盤では、音と暮らしの関わりや地域性、歴史などについても考えることになり、たいへん興味深く楽しい科目でした。なお、ラジオ放送のテーマ音楽がTake Fiveなのがカッコいい。


【面接授業】里地里山はなぜ生物が多様なのか
自然と環境コース 専門科目
2020年12月19,20日 新潟学習センターにて受講
講師は、加藤和弘先生(放送大学・教授)。
 ある程度の人の手が入り管理されている里地里山と、そこに暮らす生き物や、人間の暮らしとの関わりがテーマ。人は木や落ち葉を木材や肥料に加工し役立て、そこが動物や鳥や昆虫にとって住みやすい場所になる。
 普段「〇〇川に新しい橋ができました」というニュースを聞くと便利になって良かった!って思いがちだけど、そこに元々暮らしていた動物や水場を求めていた生き物が居たのではないかということに気付かされる。また、日本のとある場所で自然が失われると、そこを経由していた渡り鳥が日本の先へ渡って行けなくなるというお話は目から鱗だった。環境の変化はその当地だけの問題ではない。
 本来は80人くらい入れる教室で定員は半分(更に当日欠席してた人も居たようなのでもっと少なかったと思う)、マスクに換気に手指の消毒と感染症対策バッチリで実施されていた。普段の面接授業だとよくある「一緒にご飯食べましょう」みたいな光景も見られず、そもそも雑談すら殆ど無く、黙々と昼食をとり資料を読み込むという(皮肉にも?)厳戒態勢だからこその凄い集中力で臨んだ二日間となった。

2022年度に開講される(かもしれない)科目

 例年どおり、放送大学教育振興会http://www.ua-book.or.jp/)のサイトに掲載されている2021年度版の図書目録で「2022年度の刊行予定図書」(=2022年度に開講される予定の科目)が見られます。
 あくまでも「予定」です。実際、2021年度刊行予定とされていた「『銀河鉄道の夜』から学ぶ天文学-入門編-」という科目があった(面白そうと思ってチェックしていた)のですが、2021年度の授業科目案内には載ってない=開講されないみたいです。何か事情があって延期や中止になったのかもしれません。

 

さて、2022年度刊行予定で気になるのはこの辺りでしょうか。

「原初から/への思索 -西田幾多郎ハイデッガー
科目名そのものも、副題もなんだか気になる。

「世界文学への招待」
人間と文化コースに在籍していたときに「世界文学への招待('16)」を履修済でとても面白かったんですが、科目名はそのままで主任講師が変わり、新規科目として「世界文学への招待('22)」が開講予定ということのようです。どんな内容になっているんでしょうか。

「初歩のロシア語」
もう語学科目を取る必要は無いんですが、ロシア語が開講されるのか!と驚いたので。

どれも自分が履修登録する可能性はほぼ無い科目ばかりですが、機会があったら印刷教材を読んでみたいです。

今学期の学割

 今学期に利用した学割は、Adobe Creative Cloud(コンプリートプラン)の購入です(これ、学割の話題が出ているサイトなどでよく見かけます)。
 わが家のパソコンを新調するのに伴い導入を決めたのですが、通常の個人利用だと約72,000円のところ、学割利用で約21,000円になりました。購入申し込み時に学校のメールアドレスが必要です(放送大学だと、学生番号@campus.ouj.ac.jp のやつ)。

 それ以外は残念ながら学割を使う機会はありませんでした。外食したり美術館行ったりがそもそも無かったので……。
 鬼滅の刃の映画は観に行きましたが、映画館の会員Day料金のほうが安かったので学割を使いませんでした。

最近の変化

 これまで「放送大学在学中の40代パートタイマー主婦」という肩書(?)でこのブログを書いてきましたが、新年度からパートではなくフルタイムの社員になることが決まりました。
 数年前から、いまの職場でもしかしたら社員として採用される機会があるかもしれない…という状況だったため、評価の面で大卒になっておいたほうが良いのではという思いがずっと頭の片隅にありました。このためだけに放送大学編入して卒業を目指したわけではありませんが、結果的にパートタイマーとして働く間に大学を卒業し、大卒として社員に採用して頂くことになりました。
 もちろん、勤務時間が増えるだけでなく仕事が全体的に大変になることがわかっています。なので、来学期はまた休学するつもりでいたのですが、来学期もまた自宅受験になるとのことなので、コツコツやればなんとかなりそうな科目をひとつくらいは履修登録しようかとも考えています。