どうしようもないことと どうしてもできないことは かなりちがう

放送大学に3年次編入→2019年に卒業。その後は再入学しマイペースに勉強しています

【雑感】2021年度2学期に履修した科目

初歩からの生物学('18)
 再入学するにあたり自然と環境コースを選んだものの、物理系の科目が苦手なので、生物系の科目ばかり履修していた私にとって総決算のような科目。以前履修した他の科目でもコレ出て来た、見たことある、という内容が数多く登場し、復習のような履修となった(自然と環境コースに在籍している間に何度も見たなぁコドン表……)。
 担当講師の加藤和弘先生は、2020年度2学期に受講した面接授業「里地里山はなぜ生物が多様なのか」の講師でもあり、本科目の生態系に関する回では、2年前の面接授業のことを思い出しながら視聴した。
 太古の生命誕生から現代が抱える問題までの生物学に触れると「いまこうしている間にも変わりつつある自然や、個体数を減らしている生物がいて、それはいつか人間に影響を及ぼす」ということに改めて気付かされる。いま暮らしている環境は未来の人類からの借り物であり、現代の人間として出来うる環境や生物に対する配慮や行動について考えていかなければと思った。


感染症と生体防御('18)
 人間と文化コースに在籍しているときから「ためになりそうだし平均点も高いのでいつか履修するぞ」と思っていた科目。自然と環境コースに在籍し、新型コロナウィルスが流行している今こそ良いタイミングだと思い、最後の科目として履修した。
 印刷教材自体が読み物として面白く、様々な感染症が流行する度に人類が研究を進め戦い続けていることがとてもよくわかった。同時に、現在新型コロナウイルスが流行しているなかで行われている様々な策(手洗いやマスク等の個人レベルのものから、大勢を対象にしたワクチン接種など)が、どんな理由でどんなふうに有効であるかを「学問として、授業として」身近に感じることが出来たと思う。ワクチン接種の大規模会場へこの印刷教材を持って行って待機時間に読んだのもちょっとした思い出です。
 また、終盤で医療関連感染症(いわゆる院内感染)に関する回があり、ちょうど自分が入院を控えている時期だったので興味深かった。
 余談ですが、印刷教材の「スレッカラシ」ってこういう文脈のときに使うっけ?と、なんだかわかんなくなってきました(私自身が文系タイプなので気になるというだけなんですが)。