どうしようもないことと どうしてもできないことは かなりちがう

放送大学に3年次編入→2019年に卒業。その後は再入学しマイペースに勉強しています

【感想】色と形を探求する('17) 

※私の個人的な感想です。
※私が履修した2017年度2学期時点でのことです。

 

色と形を探求する('17) 
総合科目 択一式 持ち込み不可

デザイン、美術、歴史、自然、動物、哲学、言語、天文、物理、科学、宇宙、宗教、心理、地域、被服、文化、生活、工芸あたりの内容がちりばめられ、理系と文系が上手い具合にミックスされている、まさにThe 総合科目。
個人的には空の話や化学式が出てくるあたりは理解度が危ういが、とにかく全てが色と形に関する話題に繋がって来るので楽しい。様々な切り口から興味を持って全15回飽きずに取り組める科目だと思う。

私自身は被服の分野に興味があるので、グアテマラの衣服や織物についての回がとても楽しかった。持ち運び可能な後帯機が面白そうだったのであれで私も織ってみたいな。
また、ちょっとだけ星が好きなのだけど「自然と環境コース」の宇宙関連の科目にがっつり取り組むのはさすがに敷居が高いと思っているので、この科目で学ぶくらいで丁度良かったように思う。

印刷教材は読みやすく放送授業も楽しいので、履修しているときはとてもわかりやすくて「なるほど!」と感じるのだが、扱う分野が多岐にわたりすぎていてそれぞれが印象に残りにくいかなという気もする。個人的には、楽しく1巡目の学習を終えた後、2巡目であぁそういえばこんな事書いてあったっけな…と思い出し、1巡目のことを覚えてない自分自身が心配になることが多かった(笑)。

ちなみに、開講してからまだ間もないというのもあるとは思うが、数日前に感想を書いた「地域と都市の防災」と同様に、試験では提出型/自習型問題や過去問からは出題されないため、意外なところから出題されるとお手上げになってしまう。まんべんなく学習しておく必要がある科目だと思う。印刷教材と放送授業は分かりやすくて楽しく受講できるが、試験はシビア。
あと、放送授業をちゃんと観ておかないと回答できない問題が出題されます!