どうしようもないことと どうしてもできないことは かなりちがう

放送大学に3年次編入→2019年に卒業。その後は再入学しマイペースに勉強しています

【感想】日本語概説('15)

※私の個人的な感想です。
※私が履修した2017年度2学期時点でのことです。


日本語概説('15)
人間と文化コース 専門科目 択一式 持ち込み不可

よく「日本語概説は地雷、鬼門」みたいに評されてるのを見かけるけれど、私自身は「国語」の分野が好きだと思っていたからやってみようじゃないのと履修したら、なぜ履修しちゃったんだろうと後悔するくらい手強かった。この科目を来学期に持ち越すのはイヤだから頑張る!という思いで取り組みました(笑)。

放送授業第1回でご挨拶される月本雅幸先生のやさしい笑顔とは裏腹に、本格的に講義がスタートする第2回からが怒濤のようにマニアック。専門的な用語が何の前触れもなくぽんぽん出てくるわ、印刷教材は [ ] や / や「 」が沢山あって読みづらいわ、画面に例文が1行映っているだけなのに説明が長くて何の説明だったか分からなくなるわで、しょっぱなからくじけそうだった(実際くじけてた)。やる気が持続できないので他の科目の学習も進まないし、いざ始めると今度は集中力が続かないので、この科目を勉強するのは毎回気が重かった。
1~8回がずっとこんな感じだったので、今後の学習はどうしたらいいんだ…試験も大丈夫なのか…と不安しかなかったが、第9回に入る辺りでようやくちょっぴり親しみやすい内容になってきて、第13回以降はロケに出かけたり方言再現ドラマがあったりして、学習スタート時と第15回終了時ではなんだか別の科目のようになって終わった感じ。

これだけ頭に入りにくいのに試験は持込不可なので参ったな…と思っていたが、試験前に過去問をしっかり解いてまとめノートを作って復習したことで、一つ一つの細かな内容や文法事項を自分なりに理解することに繋がった。私にとっては「印刷教材も放送授業も堅い感じがして馴染みにくく手応えが感じられなかったが、まとめ作業を行うことで広く浅くかもしれないけれどようやく理解が訪れた」みたいな状況で試験を迎えた。
…そしたら、試験がほぼ過去問から出題だったので拍子抜けした。色々苦しんで工夫したり頑張ったのにコレでいいの?!みたいな感じ。
なお、放送授業でテーマが変わるときに流れるジングルがやたらとアンニュイ(笑)。