どうしようもないことと どうしてもできないことは かなりちがう

放送大学に3年次編入→2019年に卒業。その後は再入学しマイペースに勉強しています

【面接授業】人間と芸術

【面接授業】人間と芸術
人間と文化コース 専門科目
2017年6月3日、4日 新潟学習センターにて受講

講師は、新潟青陵大学/長岡技術科学大学の非常勤講師 栗原隆先生。
哲学って興味はあるけれど難しく感じてしまうので、この授業も気になりつつも申し込むか迷ったのですが、芸術の分野も含む内容のようだったので受講しました。

用意された資料が講師の栗原先生の著書からの抜粋や様々な美術作品の写真だったので堅苦しさはなく、例えば「Aの絵とBの絵は両方ともマリアとキリストを書いた絵だが、なぜ表現がこんなに違うのか?」といった、信仰が表現に与える影響について考えます。
他には、戦争を経て社会における女性の立場はどう変わったか、同一人物の年代別の肖像画を並べてその人の人生の変遷について考える、不便な山奥なのにそこで暮らし続ける人々の理由…など、全て宗教や世相が影響している色々な事例が紹介されました。

栗原先生のお話が大変熱心で、ゲーテファウストを一人三役で読んでくださったり、講義に即したちょっとした逸話が楽しく印象に残りました。
あとこの授業では「この絵画に描かれている人が何をしているのか、自分なりにストーリーを考えて物語を作る」という課題が出たのが面白かったです。

受講前は難しくて堅苦しかったらどうしようと思っていましたが、とても面白い哲学&芸術の授業でした。同時期に放送授業の「西洋芸術の歴史と理論」を履修していたので、相互補完し合う側面もあり参加して良かったです。

【面接授業】声楽発声~理論と実践

【面接授業】声楽発声~理論と実践
人間と文化コース 専門科目
2017年5月20日、21日 埼玉学習センターにて受講

講師は、埼玉大学准教授で声楽家の小野和彦先生。
音楽が好きだというのは何度か書いていますが、特にやっていた・やりたかった分野は声楽です。シラバスを見て、ガチな声楽の授業じゃない!とびっくりして申し込みました。

講師の小野先生は、実際にステージにも立っておられるプロです。一般人がプロの声楽家に2日間教えて頂いて5,500円ってすごいですよ(普通は1時間のレッスンでそれくらいかかる)。放送大学素晴らしい。
土日の2日間で開催されるのも私にとっては都合が良かったです。面白そうな音楽関連の面接授業って「首都圏で2時間×4日」みたいなパターンが多くて、それはさすがに通えないので。

例えば子供の頃に「頭の上から声を出してー」って音楽の先生に言われた人は多いと思う(私もそうだった)けど、それはイメージであって実際に頭から声が出るわけじゃありません。この授業では、例えば「声帯が伸びたときに高い声が出ることはわかっているので、どんな口の開け方や姿勢にしたら声帯が伸びるか→高い声が出るようになるか」のような理論から学びます。1日目は資料や人体模型を使った授業が中心でした。

2日目は実践で、1日目の内容を心がけながら鏡の前で順に歌います。一人が歌っている時は他の受講者はそれを聴いていたので、様々な年代、性別、声質の方々が集まって受講してるのだなぁと実感するとともに、先生の指導を受けながら歌ったら(キレイとか上手いとかは別として)自分でびっくりするほど高い声が出ました。もうちょっとで夜の女王が歌えるよと言われたので、たぶん高いレかミあたりまでは出たのでは。

※夜の女王…オペラ「魔笛」の登場人物でソプラノの女性が演じる役。高い音が出てくる有名なアリアがあるので、女声の高さの例えで話題にすることがある。

私が歌を唄っていたのは15年前くらいまでで以降は全くのブランクだったことと、年齢を重ねたことを考えても、現在でもそこそこの声が出るということが嬉しかったし安心しました。受講してよかったです!

通信指導を提出しました

昨日(5/17)から、通信指導の提出がスタートしました。
今学期は早めに学習を進めるようにしていたので、4月までに解いてメモしておいた回答を、昨夜Webから送信して提出完了しました。


ちょっと意外だったのは「楽しく・興味を持って学習できている」と思っていた科目のほうが出来が良くなかったことです。楽しいから気楽に勉強しちゃって見落としや勘違いをしているのかもしれません。具体的には「西洋芸術の歴史と理論」「市民生活と裁判」の2つです。


「西洋芸術の歴史と理論」は、芸術作品の映像と先生の熱心なお話が私にとっては今学期いちばん面白い科目なんですが、難しい部分で集中力が途切れると理解を誤り、回答も誤るような感じです。ちなみに、ながーい問題文を読んだ後で「この記述は正しいか、正しくないか」を選択する、放送大学の科目の中でもちょっと変わった問題じゃないかと思います(過去問も同様なのでキャンパスネットワークでぜひ見てみてください)。
「市民生活と裁判」のほうは、毎回のテーマが身近でとっつきやすいし、放送授業も分かり易いのですが、問題文になったときのちょっとした表現や法律用語に気を取られてうっかりミスをしているような印象です。

はじめての学割

ゴールデンウィーク中に、地元の博物館を見に行きました。これまでも何度か行ったことのある博物館ですが、面白そうな特別展示が開催されているので。
学生の料金設定があるので聞いてみたところ、学生証を提示すれば大人でも学生料金でOKとのこと。放送大学に入学して初めて学割を利用しました!一般800円→高校・大学生500円になりました。


その日以外は冬物や寝具の洗濯、スカートの裾上げなど保留にしてた家事をしているうちに、あっという間に5連休が終わってしまった感じです。
今月からほぼ月1で面接授業もあるし、退院後の毎日のペースも戻って来たように思うのでがんばります。

近況~健康はほんとうに大事。

もう済んだことなので笑い話に出来るのですが…
先日、帰宅途中で急に体調が急変し、救急車で搬送され、そのまま入院しました。とっても苦しくて「死ぬかも」と本当に思ったし、普段「もう疲れて死にそう~」とかつい言っちゃうけど、本当に命の危機を感じるときってそんなもんじゃなかったです(笑)。
検査を受け、回復を待って割と早い内に退院できましたが、退院直後はぼーっとしていて、勉強も家事もさすがにやる気になれませんでした。

久しぶりに職場へ出勤してようやく普段の感覚が戻ってきたような感じがして、昨日から勉強も再開しました。
全ての科目で8章までを終えて、最初の科目に戻って9章を始める区切りだったのもあり、なんだか前向きに再スタートできる時期だったのも気持ちの上でよかったです。

放送大学についての色々なことを書くために作ったブログですが、勉強以外のことでは健康のことを割と書いている気がします(笑)。
社会人学生は仕事・家事・子育て・お金の都合などが同時進行していることが多いと思うので、万が一病気やケガの場合でも家族や仕事のほうがどうしても先になり、勉強は優先事項になりにくいと思います。
そういう意味でも、普段の様々なことと平行して勉強するには健康ってほんとうにほんとうに大事だと思います。生きててよかった。

追加登録はスルーしました

4月半ばに風邪をひいて熱が出てしまい病院へ行ったり、先週末は職場の展示イベントがあったりしてもう目が回るような忙しさでした。新学期が始まってから毎日勉強する習慣ができていたのに、ここ数日はウトウトしてしまったり、なにも勉強しない日があったり…特にいま学習中の「西洋芸術の歴史と理論」は難しくってなかなか進めていません(すごく面白いんですよ!でも気を抜くと難しいお話のところでうっかり寝ちゃう…)。

その間に、面接授業の空席発表~追加登録が行われていましたが、私は当初の履修登録時でほぼ希望通りに3科目が当選済だったので追加登録はスルーしました。
一応、自分が出席する予定の授業にどれくらい空席があるかを見てみたところ、
第1希望…空席なし
第2希望…空席なし
第4希望…約40%がまだ空席
(ちなみに、第3希望にしたが落選した授業…空席なし)
という状況でした。
出席のためのホテルや鉄道の手配も終えたので、あとは予定通りに健康で出席するだけです(久々に風邪をひいて色々な予定が狂って困ってしまったので、ホントに健康って大事だなーと思います!)。

体育実技を履修登録するまで

学習センター職員さんに、体育実技をやりたいんですよねーと言ったら返ってきた答え。

「ほ、本当に、取りたいですか?!」

  (↑ホントに言われました)

 

センター職員さんがなぜか驚愕する「体育実技」!
私、果敢にも(?)履修登録しました!
というわけで、レポートします!「体育実技を履修登録するまで」

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