どうしようもないことと どうしてもできないことは かなりちがう

放送大学に3年次編入→2019年に卒業。その後は再入学しマイペースに勉強しています

お義父さんが通信教育の先輩だった!

先月のことですが、主人の実家へ行った際に、放送大学に入学したことを義両親に初めてお話しました。これまで隠していたわけじゃなく(笑)、普段離れて住んでいるのでお話しする機会が無かったのだけど、今学期は面接授業で家を空けることが何度かあるのでそれも含めてお伝えしておこうと思って。

そしたらなんと。
お義父さんが、中央大学の通信教育部を卒業していると言われました。こんな身近に通信教育の先輩がいたなんて!

押入れから当時の卒業証書を出して見せてくれたのですが、お義父さんは昭和40年台卒。しかも、就職してすぐに入学し、働きながらきっちり4年間で卒業されたそうです。通信制の大学を4年で終えるのって本当に本当に大変なことです。
きっとその頃は、図書館や参考資料なども現代のようにすぐ身近にあったわけではないと思うし、スクーリングで東京へ行くのも大変だったはずです。私は現在、WebやTVがあって便利だからこそ放送大学にチャレンジできているのに!

お義父さんは「同時期に入学した友人が途中で挫折して辞めてしまった。県庁所在地くらいの大きな街なら、同じ勉強をしている仲間が居てレポートを貸し借りするなど協力し合っていたようだが、俺は田舎でひとりだったので、なにくそと思って意地で頑張った」と仰っていました。時代・年代は違うけれど、仲間が居ても一人であっても学びのベストと思われることをやるという、今も昔も通信教育の本質として変わらないことをズバリ仰ってると思います。

私も絶対に卒業までたどり着きたいです。なにより、こんなすばらしいお義父さんに「やっぱり辞めちゃったんです」なんて言うわけにはいかないですからね!

面接授業、順調に受講しています

お久しぶりですー!
生きてます!
元気です!

前回のブログ更新後~本日までの間に面接授業を2科目受講し、印刷教材&放送での勉強もそこそこの勢いで進めています。
なんだかんだと結構忙しい日々です。

面接授業があると、出かける前後は仕事も家事もバタバタします。仕事はある程度まで目途をつけておきたいし(せっかく授業を受けるのに仕事が気になるなんてもったいない気がして…)、家事も出かける前/帰ってきてからの計画を考えておきます。細かいことだけど、面接授業の3日前くらいから家にある食材をどう使うか考えて、賞味期限が危ういものは食べきっておく(笑)とか。

今学期受講済の2科目は、それぞれ全く分野は違うけれど、どっちも興味深く楽しい授業でした!
ネットで時々「面接授業がハズレだった」って見かけることがありますが、私は今のところ幸運なことにイマイチな授業にあたったことはありません。
今学期の面接授業は、7月に入ってからもう1科目受講する予定です。

【面接授業】人間と芸術

【面接授業】人間と芸術
人間と文化コース 専門科目
2017年6月3日、4日 新潟学習センターにて受講

講師は、新潟青陵大学/長岡技術科学大学の非常勤講師 栗原隆先生。
哲学って興味はあるけれど難しく感じてしまうので、この授業も気になりつつも申し込むか迷ったのですが、芸術の分野も含む内容のようだったので受講しました。

用意された資料が講師の栗原先生の著書からの抜粋や様々な美術作品の写真だったので堅苦しさはなく、例えば「Aの絵とBの絵は両方ともマリアとキリストを書いた絵だが、なぜ表現がこんなに違うのか?」といった、信仰が表現に与える影響について考えます。
他には、戦争を経て社会における女性の立場はどう変わったか、同一人物の年代別の肖像画を並べてその人の人生の変遷について考える、不便な山奥なのにそこで暮らし続ける人々の理由…など、全て宗教や世相が影響している色々な事例が紹介されました。

栗原先生のお話が大変熱心で、ゲーテファウストを一人三役で読んでくださったり、講義に即したちょっとした逸話が楽しく印象に残りました。
あとこの授業では「この絵画に描かれている人が何をしているのか、自分なりにストーリーを考えて物語を作る」という課題が出たのが面白かったです。

受講前は難しくて堅苦しかったらどうしようと思っていましたが、とても面白い哲学&芸術の授業でした。同時期に放送授業の「西洋芸術の歴史と理論」を履修していたので、相互補完し合う側面もあり参加して良かったです。

【面接授業】声楽発声~理論と実践

【面接授業】声楽発声~理論と実践
人間と文化コース 専門科目
2017年5月20日、21日 埼玉学習センターにて受講

講師は、埼玉大学准教授で声楽家の小野和彦先生。
音楽が好きだというのは何度か書いていますが、特にやっていた・やりたかった分野は声楽です。シラバスを見て、ガチな声楽の授業じゃない!とびっくりして申し込みました。

講師の小野先生は、実際にステージにも立っておられるプロです。一般人がプロの声楽家に2日間教えて頂いて5,500円ってすごいですよ(普通は1時間のレッスンでそれくらいかかる)。放送大学素晴らしい。
土日の2日間で開催されるのも私にとっては都合が良かったです。面白そうな音楽関連の面接授業って「首都圏で2時間×4日」みたいなパターンが多くて、それはさすがに通えないので。

例えば子供の頃に「頭の上から声を出してー」って音楽の先生に言われた人は多いと思う(私もそうだった)けど、それはイメージであって実際に頭から声が出るわけじゃありません。この授業では、例えば「声帯が伸びたときに高い声が出ることはわかっているので、どんな口の開け方や姿勢にしたら声帯が伸びるか→高い声が出るようになるか」のような理論から学びます。1日目は資料や人体模型を使った授業が中心でした。

2日目は実践で、1日目の内容を心がけながら鏡の前で順に歌います。一人が歌っている時は他の受講者はそれを聴いていたので、様々な年代、性別、声質の方々が集まって受講してるのだなぁと実感するとともに、先生の指導を受けながら歌ったら(キレイとか上手いとかは別として)自分でびっくりするほど高い声が出ました。もうちょっとで夜の女王が歌えるよと言われたので、たぶん高いレかミあたりまでは出たのでは。

※夜の女王…オペラ「魔笛」の登場人物でソプラノの女性が演じる役。高い音が出てくる有名なアリアがあるので、女声の高さの例えで話題にすることがある。

私が歌を唄っていたのは15年前くらいまでで以降は全くのブランクだったことと、年齢を重ねたことを考えても、現在でもそこそこの声が出るということが嬉しかったし安心しました。受講してよかったです!

通信指導を提出しました

昨日(5/17)から、通信指導の提出がスタートしました。
今学期は早めに学習を進めるようにしていたので、4月までに解いてメモしておいた回答を、昨夜Webから送信して提出完了しました。


ちょっと意外だったのは「楽しく・興味を持って学習できている」と思っていた科目のほうが出来が良くなかったことです。楽しいから気楽に勉強しちゃって見落としや勘違いをしているのかもしれません。具体的には「西洋芸術の歴史と理論」「市民生活と裁判」の2つです。


「西洋芸術の歴史と理論」は、芸術作品の映像と先生の熱心なお話が私にとっては今学期いちばん面白い科目なんですが、難しい部分で集中力が途切れると理解を誤り、回答も誤るような感じです。ちなみに、ながーい問題文を読んだ後で「この記述は正しいか、正しくないか」を選択する、放送大学の科目の中でもちょっと変わった問題じゃないかと思います(過去問も同様なのでキャンパスネットワークでぜひ見てみてください)。
「市民生活と裁判」のほうは、毎回のテーマが身近でとっつきやすいし、放送授業も分かり易いのですが、問題文になったときのちょっとした表現や法律用語に気を取られてうっかりミスをしているような印象です。

はじめての学割

ゴールデンウィーク中に、地元の博物館を見に行きました。これまでも何度か行ったことのある博物館ですが、面白そうな特別展示が開催されているので。
学生の料金設定があるので聞いてみたところ、学生証を提示すれば大人でも学生料金でOKとのこと。放送大学に入学して初めて学割を利用しました!一般800円→高校・大学生500円になりました。


その日以外は冬物や寝具の洗濯、スカートの裾上げなど保留にしてた家事をしているうちに、あっという間に5連休が終わってしまった感じです。
今月からほぼ月1で面接授業もあるし、退院後の毎日のペースも戻って来たように思うのでがんばります。

近況~健康はほんとうに大事。

もう済んだことなので笑い話に出来るのですが…
先日、帰宅途中で急に体調が急変し、救急車で搬送され、そのまま入院しました。とっても苦しくて「死ぬかも」と本当に思ったし、普段「もう疲れて死にそう~」とかつい言っちゃうけど、本当に命の危機を感じるときってそんなもんじゃなかったです(笑)。
検査を受け、回復を待って割と早い内に退院できましたが、退院直後はぼーっとしていて、勉強も家事もさすがにやる気になれませんでした。

久しぶりに職場へ出勤してようやく普段の感覚が戻ってきたような感じがして、昨日から勉強も再開しました。
全ての科目で8章までを終えて、最初の科目に戻って9章を始める区切りだったのもあり、なんだか前向きに再スタートできる時期だったのも気持ちの上でよかったです。

放送大学についての色々なことを書くために作ったブログですが、勉強以外のことでは健康のことを割と書いている気がします(笑)。
社会人学生は仕事・家事・子育て・お金の都合などが同時進行していることが多いと思うので、万が一病気やケガの場合でも家族や仕事のほうがどうしても先になり、勉強は優先事項になりにくいと思います。
そういう意味でも、普段の様々なことと平行して勉強するには健康ってほんとうにほんとうに大事だと思います。生きててよかった。