どうしようもないことと どうしてもできないことは かなりちがう

放送大学に3年次編入→2019年に卒業。その後は再入学しマイペースに勉強しています

【雑感】2019年度2学期に履修した科目

理系科目の感想を書ける自信も余裕も無いため、以前書いていた「受講科目の感想」は書かない見込みです(そもそも、以前のも感想だったかと言うと微妙なんですが)。
雑感?としてはこんな感じです。

 

現代を生きるための化学 ('18)
自然と環境コース 専門科目 択一式 持込可
自分の暮らしに近い分野(オゾンホールや酸性雨、遺伝子組換え食品など)はとっつきやすいが、DNAや原子力などの話題は大切だとわかっていてもなかなかハードルが高かった。テストは毎学期ごとにきちんと問題が作られる、いわゆる過去問が役に立たないタイプ。似たような選択肢が出てくる程度で、過去問と同じ問題は一切出ませんでした。

 

暮らしに役立つバイオサイエンス ('15)
総合科目 択一式 持込可
こちらの科目も、醤油や酒や浄水など自分にとって身近なモノについては理解しやすかったし、放送授業の映像も楽しかったが、やっぱりDNAの話題になると私はどうしてもくじけてしまう(笑)。過去問が超役立つ科目。私が在籍している期間が長くなってきて、過去問をいっぱい持ってるってのもありますが、そのおかげで途中退出できたうえ@が取れました。

 

【面接授業】雪の科学と文化への誘い
自然と環境コース 専門科目
2019年12月7、8日 新潟学習センターにて受講
講師は、和泉薫先生(新潟大学・名誉教授)と、納口恭明先生(国立研究開発法人防災科学技術研究所・契約専門員)
シラバスを読んでぜひ受講してみたいと思い、コレに申し込むんだったら再入学は自然と環境コースにしよう、と決めた。ある意味、今期の再入学の決定打となった面接授業。
雪とは何か(雪が降るしくみ)から、暮らしと雪がどのような関わりを持っているかまで、雪が降る地域に住んでいる私にとっては大変身近で興味深い内容(雪が降らない地域の人ももちろん親しみやすいと思う)。講師の和泉先生が雪にちなんだTシャツを沢山持って来られて、毎時間違うTシャツで授業してくだったのも楽しかった。
また、納口先生は「Dr.ナダレンジャー」として実験ショーで災害を分かりやすく教えてくださる方(以前から存在を知ってはいた)で、普段は児童生徒向けの実験ショーをされていることが多い印象なので、この授業では大人30名で授業(という形式の実験ショー)をかぶりつきで観ることができて満足です。
今学期から面接授業でも評価が付くと言う事で、二日目の午後にはテストあり。そこまでの授業をきちんと受けていれば解答できる内容。また、レポート課題も出ました(これは1日目の途中で課題が発表され、二日目の授業終了時に提出すること、という条件でした)。

こんなところでも学割が

思いがけない場所で目にした学割の話題です。
昨年の夏に関東方面へ行く用事があったので、せっかくなら他にイベントや観光できるものは無いかなと思って探していたときに、ちょうど同じ日の夜に気になる音楽のライブがありました。会場はブルーノート東京です。
詳しく調べようとサイトをチェックしていたら、ブルーノート東京にはなんと「STUDENT PLAN(学割)」があります!しかも50%OFF。半額です!

 

気になったので、問い合わせのついでに質問してみました。
「学校法人に定められた学校に在学中の、18歳以上の学生なら対象になる」とのことで、放送大学の社会人学生もOKだそうです。
学割が効くのはチケット代のみで、飲食代は別途定価で支払う必要があります。また、一般のお客さんよりも後で入場するなど色々とルールがあります。
学割で入場できる人数は決まっていて、定員に達した場合は締め切られます。ライブによっては学割の設定が無い場合もあるので、自分が行きたいライブが対象かどうかは要問合せとのこと。

 

ということで、意外なところで学割が利用できるとわかったできごとでした。
ちなみに、私がこれらを調べたのは再入学する前(2019年の夏)のことなので、学割は利用していません。もしも今後ブルーノートへ行く機会があったら利用も検討したいと思います。なかなか無いですが…。

ただいま! & 今学期の成績

ただいま。
…実は、2019年度2学期から放送大学に再入学していました!!


再入学は(なんと!意外な!)自然と環境コース。文系の私にとっては最もハードルが高いところです。
自然と環境コースの面白そうな面接授業があって受講したいと思ったので、じゃ再入学もそのコースにしようか?という感じで考え始め、既に一度卒業して目標は達成したからどのコースでもいいよね!ってことで、あえて自分に一番縁遠いコースにしてみました。

 

そんなカジュアルな理由で再入学し、今学期は面接授業1科目と、放送授業「現代を生きるための化学」「暮らしに役立つバイオサイエンス」(自分が興味を持てそうで、平均点が高めの科目を選んでみた)の2科目を履修しました。
合否と成績が発表され、結果は以下の通りです。

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無事にすべて合格していますが、放送授業2科目は本当に大変だった!
人間と文化コースに在籍していたときは、自分が好きで得意(と思っている)な分野だったので勉強も進めやすかったし、何より卒業という目標があったけれど、対して再入学は最も苦手な分野。たった2科目が果てしなく長い道のりに思えて、これまでの学期とは違った大変さがありました。実際のところ理解できたとは言い難く、覚えたことを試験が終わったらあっというまに忘れています。

 

ちなみに、現時点の単位数はこんな感じです。

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この1年の間にあったちょっとしたことや、受講科目の雑感などは、明日以降に少しだけ追記したいと思います。

ごあいさつ

若いころからの目標だった大学卒業を経て何か変わったことがあるかというと、正直なところありません。変わらず家事をして、同じ職場でパートタイマーとして働いています。「20代の人が大学を卒業して就職する」みたいな目に見える変化が無いので、私が大学を卒業したことを知らない方のほうが周囲には多いと思います。
とにかく、自分の気持ちが満足した、スッキリして気が済んだというのが、最も大きなことかもしれません。

 

昨日も書いたように、3月に卒業したあとはいよいよブログに書くような出来事が無くなってきました。
そのため、今後はしばらくお休みというか「更新はしません」という期間にします。
以前も書いたように、3年以内には何らかの形で放送大学に再入学しようと思っているので、そのときにまたひっそりと書き始めるかもしれません。いつ・何のコースなのかも全然決めていませんが「面白そうで参加したい面接授業が開講され」たときに、再入学を検討し始めることになると思います。

 

こんなブログですが、読んでくださった方に心からの感謝を申し上げます。
入学を検討していて情報を探している方へ、本ブログが何らかの参考になれば幸いです。
そして、放送大学は、卒業や資格取得も目指せるし、趣味を広げたり知識を豊かにすることもできる場所だと思います。在学生の方がご自身のペースで放送大学を楽しみ、満喫されることを願って応援しています。
ありがとうございました。再開するときまで、お互いに元気で過ごしましょう。
それでは、また!

新幹線で授業に行くなら

お久しぶりです。現在は通信指導の提出期間中でしょうか。
全く更新しないまま一か月以上が過ぎました。
しばらくは更新を休止しようと思っているのですが、その前に以前から書こうと思っていた話題をひとつ載せておきます。

続きを読む

エキスパートの認証状が届いた

お久しぶりです!3月に卒業してから、ようやく初めての更新です。
最近は、ネット上で「面接授業の空席が発表された」と話題になっているのを見て、あぁ懐かしいな…なんて思っていました。

そんな中、エキスパートの認証状が届きました!

2018年度2学期の成績発表でエキスパート取得に必要な科目の合格が判明したあと、すぐに申請手続きをしたのですが
 成績発表 2月19日
 エキスパート申請手数料を振り込む 2月19日
 郵便で必要書類を送る 2月20日
 不在票が入る 4月17日
 認証状を受け取る 4月18日
…というスケジュールでした。

 

こちらの2件です。
芸術系博物館活動支援(芸術系博物館プラン)
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異文化理解支援(異文化コミュニケーションプラン)
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認証状のみで、カードは申込みしていません。
厚紙が同封されていたので郵送時の折り曲げ防止かな?と思ったら、認証状を立てて飾るための簡素な額?(厚紙で作られた写真立てのようなもの)でした。

 

あと、認証を受けるにあたり履修済と認められた科目の一覧表も同封されていました。

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「私の好きな分野・興味がある事柄」に関係する科目ばかりです。実際のところ、エキスパートのために無理やり履修した科目はひとつも無く、やりたい科目を選んで積み重ねた結果がこの二つのエキスパートに繋がりました。

 

取得したからといって、(私にとっては)おそらく役立つ事は無いと思われます。例えば今後、美術館のパートや臨時職員の募集に申し込むときに「放送大学で、こういう科目を重点的に学んだんです」と話題の一つにできるくらいでしょうか(そんな転職の予定は今のところ無いですが/笑)。
だけど「在学中に卒業以外の何かをのこす」ことが目的だったので、こうやって二つも認証状を頂けて良かったです。

学位記が届いた

 今日の午後、宅急便で学位記を受け取りました!

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学位記授与式の参加を返信するハガキで「学位記は会場で受け取るか、後日に発送か」のどちらかが選べるようになっているんです。ちょっと悩みましたが後日の郵送にしたところ、授与式からちょうど一週間で送られてきました。

 

◎会場で受け取ると良さそうな点
 ・実感が沸いて感激する。
 ・式の後に、学位記を持った姿の写真を撮ることができる。
◎会場で受け取ると大変そうな点
 ・地元まで持って帰らないといけない
 ・持って帰る間に傷つけたりしないか心配

…色んな価値観があるとは思いますが、私自身は「送ってもらうほうが便利」という結論に(笑)。

 

わが家にいつも来て下さるクロネコヤマトのドライバーさんは、職場に来るのと同じ方なんです。自宅と職場が近いので担当エリアが同じなのだと思います。「働く私と、自宅の私とを両方知っている、数少ない第三者」であるドライバーさんが、働きながら勉強した私に学位記を運んで来てくれたというのは不思議なご縁のように感じました。
そして、開封した学位記を机の上に置いておいたら、帰宅した主人が表紙を開いて、読んで、渡してくれて、ちょっと泣きそうになりました。
宅急便で送られてきても、ちゃんと実感がわいて感激しました!

 

ちなみに学位記ですが
f:id:kumi201610:20190331000756j:plain・縦 約37.4cm
・横 約28.3cm
・表紙は布張り
・開くと右側に学位記。左側はポケット状になっているので何か書類が挟めそう
佐川急便のエクスプレスバッグA-Lに入って送られてきた(バッグは佐川なのに配達はクロネコだった)
・会場で受け取る場合は、放送大学の手提げバッグ(紙製)に入れてもらえるようです

私は自宅に郵送にして結果的に良かったです。旅行の荷物と一緒に地元へ持って帰るのは大変そう。放送大学の学位記、結構デカイです!
来年度以降に「会場受け取りと郵送どっちにしようかな?」ともし迷う方がいたら、この記事が参考になれば/思い出していただければ幸いです。