どうしようもないことと どうしてもできないことは かなりちがう

放送大学に3年次編入し卒業した主婦(パートタイマー)のブログです

【感想】 博物館資料論('12)

※私の個人的な感想です。
※私が履修した2017年度1学期時点でのことです。

 

博物館資料論('12)
人間と文化コース専門科目 択一式 持ち込み可

博物館に展示・所蔵されている様々なものについて学ぶ。佐々木利和先生の語り口も朗らかで優しく、癒されるような科目。
佐々木先生が各地の博物館を訪ね、各館の学芸員さんにお話を伺いながら様々な作品を紹介・考察する放送授業。作品そのものだけでなく、修復作業や運搬の様子、展示ケースについてなども知ることができる。

歴史的な地図を結構大胆に修復している(もちろんちゃんと完成する)ことに驚いたり、「よくある、女性をモデルにした絵画」が、解説を聞くと本当に「風呂上がりにアイスクリームを食べる女性」にしか見えなくなってくるし、「日本最古の写真」など貴重で興味深いものも拝見できる、とても楽しい放送授業だった。

奈良国立博物館で使用されている展示ケースについて学ぶ回があるが、映像はおそらく2010年の正倉院展だと思う(映っているのが、2010年に展示された有名な琵琶ではないか)。私は2011年の正倉院展を現地に鑑賞しに行っているので、まさに授業で紹介された高機能な展示ケースを見ているはず。授業に登場するモノを自分が実際に見たことがある!というのがちょっと嬉しい。

いま博物館で鑑賞できる作品は、長い年月のあいだ、歴代のスタッフの尽力により丁寧に保管・修復・展示され、戦火を免れたりもしているということになると気付かされる科目。
あと、北大のエゾオオカミはかなりの頻度で試験に出てるっぽいので押さえておいて損はないと思う!