どうしようもないことと どうしてもできないことは かなりちがう

放送大学に3年次編入して卒業を目指しています 履修記録とモチベーション持続のためにブログを開設

【感想】日本文学概論('12)

※私の個人的な感想です。
※私が履修した2017年度1学期時点でのことです。

 

日本文学概論('12)
人間と文化コース導入科目 択一式 持ち込み可

文学作品そのものを学ぶというよりは、各回ごとに数名の作家をテーマにしてその経歴や作品が生まれる背景、どのように伝わり次世代の作品に影響したか、後世で研究されたか…といった側面から観るような科目。文学史に近いイメージ。
私の印刷教材の余白には、人物相関図(○○の弟子が××で、そこから派生した△△派が…みたいなやつ)がやたらと書きこんである。

昨年度に履修済の、島内裕子先生の「和歌文学の世界」がとても楽しく、先生の授業の雰囲気や語り口はなんとなく分かっている(気がする)ので、私にとっては安心安全楽しみな履修だったが、同時進行で学習していた「日本文学の名作を読む」「上田秋成の文学」(これらは文学作品そのものを取り上げていることが多い)のほうにどうしても心惹かれてしまい、「概論」であるこちらの科目にはイマイチのめり込めないまま終わってしまった感が残っている。でも、今後更に日本文学関連の科目を履修するなら、日本文学の全容を広く眺めるようなこの「概論」はやっておいたほうが良いように感じる。

全体を通してのテーマは「蓄積・抽出・浸透」。
時代や文化のなかで様々な作者が作品を生みだし「蓄積」され
その中から優れたものが流行したり研究されたりする「抽出」
そして、長きにわたって読者に読み継がれ愛される「浸透」
この3つのステップを経ることで、いわゆる名作(歴史的なロングセラー)や、偉大な作家が出現することになるとのこと。
そう考えると、源氏物語なんて1000年以上の超ロングセラーですよね。