どうしようもないことと どうしてもできないことは かなりちがう

放送大学に3年次編入→2019年に卒業。その後は再入学しマイペースに勉強しています

2枚目の学位記が届いた&今後のこと

 昨日、宅急便で学位記が送られてきました。私にとっては2枚目、自然と環境コースの学位記です。

f:id:kumi201610:20220327123138j:plain

 

 ちなみに、1回目の卒業時に学位記のサイズなどに関する記事を書いています(何気にこのブログでの人気記事です。学位記のことを知りたくて検索してる人が結構いるのかも)。よかったら下記からどうぞ。

 

 今後については、仕事の見通しが立たないため、2022年度1学期の継続入学は申し込んでいません。
 最初に人間と文化コースに編入し1度目の卒業を達成するまでは、大学卒業自体が最も大きな目標だったので一生懸命やりました。その後、自然と環境コースに再入学し、1度目ほどの必死さではないもののマイペースに勉強を進めながら、自分にとって放送大学の学習は趣味の領域に入って来たのではないかと思うようになりました。例えば「俳句の会に入っている」「バレーボールをやっている」「料理教室に通っている」人たちがいらっしゃるように、私にとってはそれが「放送大学で新しいことを知る、新しい分野に触れる」なのかなぁと。
 なので、またすこし余裕が出来て、通信教育を再開できると思ったときに3度目の入学をするかもしれません。そのときにはまたこのブログに戻って来たいと思います。

【雑感】2021年度2学期に履修した科目

初歩からの生物学('18)
 再入学するにあたり自然と環境コースを選んだものの、物理系の科目が苦手なので、生物系の科目ばかり履修していた私にとって総決算のような科目。以前履修した他の科目でもコレ出て来た、見たことある、という内容が数多く登場し、復習のような履修となった(自然と環境コースに在籍している間に何度も見たなぁコドン表……)。
 担当講師の加藤和弘先生は、2020年度2学期に受講した面接授業「里地里山はなぜ生物が多様なのか」の講師でもあり、本科目の生態系に関する回では、2年前の面接授業のことを思い出しながら視聴した。
 太古の生命誕生から現代が抱える問題までの生物学に触れると「いまこうしている間にも変わりつつある自然や、個体数を減らしている生物がいて、それはいつか人間に影響を及ぼす」ということに改めて気付かされる。いま暮らしている環境は未来の人類からの借り物であり、現代の人間として出来うる環境や生物に対する配慮や行動について考えていかなければと思った。


感染症と生体防御('18)
 人間と文化コースに在籍しているときから「ためになりそうだし平均点も高いのでいつか履修するぞ」と思っていた科目。自然と環境コースに在籍し、新型コロナウィルスが流行している今こそ良いタイミングだと思い、最後の科目として履修した。
 印刷教材自体が読み物として面白く、様々な感染症が流行する度に人類が研究を進め戦い続けていることがとてもよくわかった。同時に、現在新型コロナウイルスが流行しているなかで行われている様々な策(手洗いやマスク等の個人レベルのものから、大勢を対象にしたワクチン接種など)が、どんな理由でどんなふうに有効であるかを「学問として、授業として」身近に感じることが出来たと思う。ワクチン接種の大規模会場へこの印刷教材を持って行って待機時間に読んだのもちょっとした思い出です。
 また、終盤で医療関連感染症(いわゆる院内感染)に関する回があり、ちょうど自分が入院を控えている時期だったので興味深かった。
 余談ですが、印刷教材の「スレッカラシ」ってこういう文脈のときに使うっけ?と、なんだかわかんなくなってきました(私自身が文系タイプなので気になるというだけなんですが)。

近況など

 以前の記事で書いたとおり1月に手術のために約1週間入院し、退院後はしばらく自宅療養しました。
 手術を受けるのは初めてで、もちろん直後は痛みや辛さで大変でしたが、日々が過ぎれば大変な記憶はだんだんと薄れ、先生や看護師さんが親切で優しかったことや、食事も美味しく病院での暮らしが意外にも快適だったという思い出のほうが大きいです。もちろん健康でいるのがいちばん良いけれど、入院を一度経験してみるのも悪くなかったなと思っています。

 勉強については、放送授業や学習は入院までに終えておき、1/15に退院したあとすぐに単位認定試験の答案を作成しました。その頃は外出も車の運転もまだできなかったので、夫に郵便を出してもらいました。

 仕事は入院前日まで多忙に働き、復職してからは産業医の指導で短縮勤務となったのですが、勤務時間が短いのに仕事がどっさりあって大変です(今もまだ時短期間なのですが全然時間通りに帰れません)。

 家のことに関しては、夫が出来るだけ休みを取って家事をしてくれました。未だに激しい運動や重いものを持つ等はNGなので、今冬の雪かきは夫がすべてやると言ってくれています。夫は元々日々の手伝いをしてくれてはいましたが、私の入院がきっかけでほぼすべての家事が問題なく出来るようになったので、現在も本当に助かっています。

学位記授与式は国技館で(出席しないけど)

 昨日、学位記授与式の案内が郵便で届きました。2回目の卒業だし、コロナの影響で都道府県を超えた移動をするのも難しいし、今年の初めに手術したばかりでまだ遠くへ行く自信がないので、今回は出席しません。

 NHKホールが改修工事を行う年の学位記授与式は他の会場になるというのは数年前から知っていましたが今年なんですね。しかも両国国技館と知って驚きました。国技館って一度も行ったことが無いけど、相撲博物館があるのは知っていてなんだか楽しそうなイメージなので、ちょっと行ってみたいな(残念ながら行かないけど)。更に、国技館の住所が「東京都墨田区横綱」だというのも初めて知ってもっとビックリですよ!

 参加される方々にとって素敵な一日になりますように(安心安全に開催されますように)!

 

【追記】国技館の住所だという先入観で「よこづな」に見えちゃっていましたが、「墨田区横綱(よこづな)」ではなく、「墨田区横網(よこあみ)」が正しいです!

お久しぶりです&卒業します

 毎日バタバタしていて、大学のことをあまり気に留めておらず、2月21日の夜に「えっ、成績ってもう発表されてるの?!」と気づきました。というわけでブログもようやく更新です。こんにちは、お久しぶりです。

続きを読む

【もくじ】履修済科目の一覧と感想

履修済科目の一覧と、感想の記事へのリンクです。随時更新。

※私の個人的な感想です。
※書いてある内容等は私が履修した時点でのことです。

 

2016年度2学期

・近代哲学の人間像(’12)
・哲学への誘い('14)

・西洋音楽史('13)
・和歌文学の世界('15)
・『古事記』と『万葉集』('15)
・多様なキャリアを考える('15)
・【面接】名曲・名演!~西洋音楽史とともに

 

2017年度1学期
・市民生活と裁判('12)
・著作権法概論('14)
・日本文学概論('12)
・日本語とコミュニケーション('15)
・博物館概論('11)
・西洋芸術の歴史と理論('16)
・日本文学の名作を読む('17)
・上田秋成の文学('16)
・博物館資料論('12)
・死生学入門('14)
・文学のエコロジー('13)
・【面接】声楽発声~理論と実践
・【面接】人間と芸術
・【面接】体の調節機能を高めるセルフケア
 

2017年度2学期
・日本語概説('15)
・初歩のイタリア語('17)
・地域と都市の防災('16)
・公衆衛生('15)
・色と形を探求する('17)
・仏教と儒教('13)
・体育実技 
  履修前の準備 / 単位認定の申請
・【面接】神楽・稚児舞の淵源と新潟の芸能
・【面接】音楽コミュニケーションの実践
・【面接】作って学ぶ化粧品

 

2018年度1学期
・初歩のスペイン語('17)
・舞台芸術の魅力('17)
・『方丈記』と『徒然草』('18)
・世界文学への招待('16)
・【面接】法医学概説

 

2018年度2学期
・【オンライン】フィールドワークと民族誌('17)
・【面接】日本近代文学論

 

2019年度2学期
・現代を生きるための化学 ('18)
・暮らしに役立つバイオサイエンス ('15)
・【面接】雪の科学と文化への誘い

 

2020年度2学期
・初歩からの宇宙の科学 ('17)
・音を追究する ('16)
・【面接】里地里山はなぜ生物が多様なのか

 

2021年度1学期
・動物の科学 ('15)

 

2021年度2学期
・初歩からの生物学('18)
・感染症と生体防御('18)

来学期の予定

 自宅受験になるということなので、1~2科目を履修登録して卒業を目指そうか……と考えていたところ、先日の通院で入院の予定が決まりました。
 1月上旬です。単位認定試験の直前ですよ!

 ちょっと迷ったのですが、2科目を履修登録しました。
 12月までに放送授業を終え、1月上旬に入院し、退院したらすぐマークシートを塗って提出できるかな? と考えています。もちろん再試験も可能なので、くれぐれも無理はしないつもりです。
 面接授業は申し込みません。自分自身が健康に気を遣わなければいけない状態なので、同じ県内とはいえ学習センターへ行くのは今学期は控えようと思います。

 おそらく次にブログを更新するのは、来学期の成績発表後です。来年の2月、果たして順調に試験を受験できているのか、合格しているのか、そして入院と手術も予定通りに終わっているのか。不安よりは、ちゃんと手術を受けて早く健康になりたいなーという気持ちの方が大きいです。
 みなさまもどうか健康にお過ごしくださいね。それでは、また。